肝斑とは
特にほほ骨のあたり、ときには額、口の周辺に左右対称に生じます。目の周囲にはできず、色が抜けたように見える点が特徴です。
○好発年齢
30~40歳代で発症することが多いといわれています。
○原因
性ホルモンや副腎皮質ホルモンの異常がメラノサイトを刺激するためといわれています。
妊娠(妊娠性肝斑)、ピル(経口避妊薬)、ストレス、摩擦 など
○治療法:最低3か月は継続してください
レーザーを打つと悪化することがあるため、基本的にレーザー治療は行いません。
①こすらない!!
摩擦は色素沈着の大きな原因の一つです
摩擦を避けるため、泡タイプの洗顔料がおすすめです!
②紫外線予防
日焼け止めを適量ムラなく塗りましょう
③トラネキサム酸内服
メラニン生成の抑制
④ビタミンC内服
メラニン生成の抑制
⑤ビタミンC外用
メラニン生成の抑制
⑥高濃度ビタミンC点滴
メラニン生成の抑制、活性酸素除去
⑦ハイドロキノン
メラニン生成の抑制。当院では5%HQを使用。5g:2,200円(税込)
〇治療の基本は以下の内服を行うこと、こすらないことになります。
肝斑内服セット :30日分:4,400円(税込)
肝斑撃退内服セット :30日分:8,800円(税込)
〇リバースピール
リバースピールはケミカルピーリングによる最新の肝斑治療で、真皮の奥から色素沈着を改善します。リバースピールは、PRX-T33(マッサージピール)に肝斑用成分を追加し、
肝斑に対してより効果的に改良したケミカルピーリング治療です。
肝斑は通常表皮の色素沈着ですが、メラニン色素が多すぎると真皮の奥まで色素が蓄積します。
リバースピールは、表皮角質層に作用する通常のケミカルピーリングとは異なり、
真皮の奥から表皮に向かって治療し、色素沈着を改善させます。
リバースピールの副反応
施術時に灼熱痛や赤みが出現することがあります。改善しない場合は速やかに担当医にお知らせください。
かさぶたができた場合は自然にはがれるまで剥がさないでください。無理に剥がすと色素沈着や瘢痕の原因となることがあります。
治療後は乾燥を伴うため、効果を高めるためにも保湿は入念に行ってください。
〇製品概要
〇リバースセラム 20ml 13,200円:税込
リバースセラムは、皮膚の色素過剰を阻止・予防するための美白美容液で、メラニン合成の代謝経路をブロックし、肝斑に効果があるといわれています。
ピーリングやレーザーなどの治療の後にもご使用いただけます。
滑らかなテクスチャーで、塗布しやすく、使い心地がよく、スポイトを使用することで色素沈着した部分に直接、すばやく正確に塗布することができます。
【使用法】
1日2回朝晩に使用。肝斑が消えるまで塗布を継続します。
肝斑が改善したら、1日1回朝に外用してください。
また、紫外線対策も重要です。日光に当たる場合はSPF50+の日焼け止めを塗布し、長時間屋外で過ごす場合は再度日焼け止めを塗りなおしてください。
〇イオン導入
トラネキサム酸、ビタミンC、ビタミンA+C導入など(他の施術と同時施行で1,000円引)
1種類 4,400円
2種類 6,600円