CO2レーザー(ほくろ・いぼ治療)

〇サージカル治療

炭酸ガス(CO2レーザー)は10,600nmの波長をもったレーザー治療器です。
水に対する吸収率が高いこの治療器は、皮膚組織内の水分に吸収され瞬時に病変組織を蒸散させます。
ホクロやイボ、汗管腫などの皮膚の良性腫瘍をメスの代りにレーザーで削り取る治療です。
液体窒素などでいぼ(脂漏性角化症)を処置するよりも短時間できれいに仕上がります。
自費診療となります。

 

治療前の注意
 治療部位がお顔の場合はお化粧を落として来院してください。
 治療前に痛み止めの局所麻酔の注射をします。麻酔薬のアレルギーがある場合は事前にお申し出ください。

治療中の注意
 焦げ臭い匂いがありますが、皮膚を蒸散する際に生じるもので、ご心配いりません。

治療後の注意
 照射後もほとんど痛みはありません。
 まれに出血した場合でもガーゼの上から圧迫を続ければ止まります。
 局所麻酔の注射により内出血を起こし紫色になることはありますが、1〜2週間で消えます。
 照射部位には、約2週間の間、1日1回お薬を塗り、小さいガーゼと茶色いテープで覆う必要があります。照射部位が乾いてかさぶたができないようにガーゼやテープが剥がれたらその度にお薬を塗り直して覆ってください。
場所によっては軟膏を1日5回程度こまめに外用していただければガーゼとテープはしなくてもよいですが、したほうが術後きれいです。
 照射当日から洗顔やシャワーは可能です。こすらないように洗顔・入浴後、清潔なタオルでおさえるように水けをふきとり、お薬を塗り直して再度ガーゼ・テープ処置してください。
 新しい皮膚が出来て表面が乾いた頃から皮膚の赤みがしばらく残りますが、2〜6ヶ月で赤みは消えます。この赤みのある時期に紫外線にあたると炎症後の色素沈着になる場合もあります。
赤みの後に色素沈着を残す場合もありますが6ヶ月頃より消えていきます。
ご希望の方には美白剤をご紹介いたします。日焼け止めもしっかりご使用ください。
 時に照射部位が照射後2〜3週間後より赤みを増して盛り上がる場合がありますが、通常は数ヶ月で落ちついてきます。場合によっては注射で早めに平らにすることもできます。
 ホクロの細胞が深いところまである場合には再発してくることがあり、繰り返しの照射が必要な場合もあります。

[価格表(税込)]

初診料:3,300円 再診料1,100円が別途かかります


〇フラクショナル治療(CO2レーザー)

点状のレーザーを照射し皮膚にごく小さな穴をあけることで、皮膚組織を収縮させ、また創傷治癒過程におけるコラーゲンの生成を促し、お肌本来の美しさを取り戻すという治療法です。

毛穴のキメや開き、ニキビ痕の改善を見込めます。

 

〇副作用

赤み、施術中の痛み、術後の色素沈着等が起こる場合があります。

フラクショナルレーザー値段表

 

〇機器概要