アタマジラミ

○アタマジラミとは?
○人の頭に寄生し、頭皮から吸血します。吸血された部分がかゆくなります。
○寄生初期には自覚症状のない子供も多いようですが、数が増えると次第にかゆがるようになります。
○羽がないので飛ぶことも跳ねることもありません。人の体から離れると、7~72時間程度しか生きられません。
アタマジラミの卵の特徴
卵は髪にしっかり固着しています。
卵とよく間違えやすいものとしてヘアーキャスト(毛根部の皮膚がリング状に抜けたもの)や皮脂がありますが、これらは簡単に取り除けるので卵と区別ができます。

 

○アタマジラミの見つけ方は?
髪に付着している卵を探しましょう。(成虫は動くので見つけにくいことがあります)
頭と頭が接触すること、身の回りの物の共有(寝具、帽子、タオル、ブラシなど)でうつる場合が多く注意が必要です。

 

○アタマジラミの治療法は?
①スミスリンシャンプーで虫と卵を駆除しましょう。
1日1回、3日に一度ずつ(2日おきに)、3~4回繰り返します。
②髪を梳き櫛でとかしましょう。
③身の回りの物の共用を避けましょう。
櫛、タオル、帽子、マフラー、衣類、寝具などは専用のものとし、共用は避けましょう。
他の人の衣類と重ねて保管するのはやめましょう。

東京都福祉保健局「アタマジラミってなあに?」より改編